授業の概要と 到達目標 |
国際金融に関するニュースや記事が日々配信されているし、その現場に立ち会う機会が多くなっている。例えば、海外旅行で買い物をするときを考えていただきたい。 その際、誰もが、円とドルやユーロとの換算比率を気にするであろう。しかし、その相場がどのように決まっているかまでは気にしない。本講義では、これほどまでに身近になってきている国際金融に関する理論的な諸問題と現状の基本的なことを明らかにしていきたい。
随時、小レポートやレポート、新聞記事等に基づいて受講生と討議を行い、授業内容の理解を促す。
到達目標は、この講義を通じて、国際金融に関する独特の用語の意味、国際通貨制度の歴史、円の国際的位置などを理解し、説明できることである。
なお、この科目は教職課程(中学校一種「社会」科)の教科に関する科目(「社会学、経済学」)、教職課程(高校一種「公民」科)の教科に関する科目(「社会学、経済学(国際経済を含む。)」)である。(選択科目) |
教科書 |
秦忠夫・本田敬吉『国際金融のしくみ第4版』有斐閣アルマ2012年 |
参考書 |
講義の進捗状況に応じて指示する。 |
関連科目 リスト |
金融論、国際経済学、世界経済論 |
学修方法指示 (準備学習等を含む) |
授業に出席する前に毎回必ずテキストの当該箇所を読んでおくこと。講義に基づいてノートを作成することを通じて、授業の復習をすること。国際金融に関するニュース等に積極的に接するようにすること。随時、授業内容に関する小レポートも課すので、図書館をよく利用すること。 |
成績評価方法 |
次の項目・比率で評価する。①定期試験(40%)、②受講態度(10%)、③小レポート(40%)、通常レポート(10%)。 |